※この記事は、男性の性機能や性欲の違和感に悩む方、その背景にある身体のリズムや自律神経の関係を知りたい方のために書いています。
「性欲がわかない」──その違和感の正体は?
「性欲が落ちてきた」
「昔はもっと積極的だったのに」
「最近、誘う氣力がわかない」
こんなふうに、自分でも氣づかないうちに“性”との距離が開いてしまっている人が増えています。
年齢のせいだと思っていたけれど、身体を整え始めたら、少しずつ感覚が戻ってきた──
そんな声を、私たちは何度もお客様からいただいてきました。
その“性欲の低下”や“気持ちの不一致”の背景には、実は【自律神経の乱れ】が潜んでいることがあるのです。
自律神経とは何か?
自律神経は、私たちの意思とは関係なく、身体の働きをコントロールしてくれている神経系です。
- 昼間に活動的になる「交感神経」
- 夜にリラックスして回復を促す「副交感神経」
この2つがバランスよく働くことで、心身は健康に保たれています。
しかし、現代人はこのバランスを崩しやすい環境にいます。
たとえば、
- スマホやパソコンによる常時緊張状態
- 睡眠不足や夜型生活
- 食事の不規則さ
- 運動不足
- 慢性的なストレス
これらが重なることで、交感神経が過剰に優位となり、副交感神経が働きにくくなります。
この状態が長引くと、「性欲がわかない」「勃起しづらい」「氣持ちよくなれない」などの“感じにくさ”につながっていくのです。
性欲は、「リラックスのスイッチ」が必要
性的な興奮や快感は、リラックスしているときに生まれるものです。
交感神経が優位な「戦闘モード」のままでは、性欲のスイッチが入りません。
性に必要なのは、
「安心して、開くことができる」身体と心の状態。
つまり、副交感神経がしっかり働いていることが、性的な感覚を取り戻すカギになります。
自律神経の乱れが、性機能に与える影響
副交感神経がきちんと働いていると、
- 陰部の血流がよくなり、勃起がスムーズになる
- リラックスして性感が高まりやすくなる
- 精神的にも開放的になり、パートナーとの関係が深まりやすい
というような、身体面・心理面の変化が起きます。
一方、自律神経が乱れていると…
- 朝の勃起がなくなった
- 勃っても途中で萎える
- 射精感が弱い、時間がかかる
- セックス自体が「面倒」に感じる
といった性機能の悩みが起こりやすくなります。
これらは、「身体の不調」というより、「自律神経の疲れ」が原因かもしれません。
どう整える?──“感じる身体”に戻るための習慣
性欲や性機能を取り戻すには、「ホルモンを増やす」よりも前に、【副交感神経が働きやすい身体】をつくることが大切です。
おすすめのセルフケア習慣は、以下のとおり:
1.朝の光を浴びる
朝起きてカーテンを開け、日光を浴びることで、自律神経の切り替えがスムーズになります。
2.温かい朝食をとる
お味噌汁やスープなど、消化器を優しく刺激する温かいものを。
3.深くゆっくり呼吸する
意識的に「吐く」呼吸を増やすことで、副交感神経が優位になります。
4.ぬるめのお風呂に浸かる
40度以下の湯船で15分ほど。緊張がほどけ、身体がゆるみます。
5.スマホや仕事から距離を置く時間をつくる
寝る1時間前は「デジタルデトックス」。心が落ち着く時間を。
カルサイネイザンで、自律神経の土台を整える
RIU∞では、内臓と生殖器まわりに優しくアプローチする「カルサイネイザン」という施術を提供しています。
内臓をゆるめることで、
- 呼吸が深くなる
- 自律神経が整う
- 血流やホルモンの巡りがよくなる
といった効果が期待でき、結果として「性の感覚」が戻ってきたという方も多くいらっしゃいます。
▶ カルサイネイザンとは?
▶ カルサイネイザンの施術を受けれない方
性欲の違和感は、「恥」ではなく「サイン」
「男だから、元氣でいなきゃ」
「年だから仕方ない」
そうやって、違和感をなかったことにしてしまう方もいます。
でも、性欲や勃起の低下は、身体や心が「整えてほしい」と送ってくれているサインかもしれません。
いま、感じにくくなっているのは、あなたのせいではありません。
“感じられる身体”に戻っていくために、できることは、きっとあります。
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