「なんとなく、性欲が落ちている氣がする──」
そんな感覚に氣づいたのは、いつ頃からだったでしょうか。
とくに梅雨どきや、雨の日が続くと、氣力も、やる氣も、なんだかフワッと遠くに行ってしまうような。
それは、あなたの“氣のせい”ではなく、ちゃんと身体からのサインかもしれません。
この記事では、季節の変化と性欲の低下の関係性について、
自律神経・ホルモン・睡眠の3つの観点から、やさしく解説していきます。
梅雨の「低気圧ストレス」が、自律神経を乱す
梅雨どきは、空氣が重く、湿度が高く、氣圧がぐんと下がります。
この「氣圧の変動」は、私たちの身体に見えないストレスをかけています。
気圧が下がると、体内の交感神経(緊張モード)が優位になりやすくなり、
副交感神経(リラックスモード)との切り替えがうまくいかなくなります。
その結果──
・眠りが浅くなる
・朝起きた時に疲れが抜けていない
・お腹の調子が悪い
・氣力や性欲が落ちている
といった症状が、じわじわと現れてくるのです。
性欲は「ホルモンと睡眠」のバロメーター
ではなぜ、自律神経の乱れが性欲の低下にまでつながるのでしょうか?
実は、性欲ややる氣の源であるホルモン「テストステロン」は、
深い睡眠の間に最も多く分泌されます。
しかし、梅雨どきの氣象変化により眠りの質が落ちると、
テストステロンの分泌量は知らないうちに減少し、
「なんとなく元氣が出ない」「性欲がわかない」といった状態になってしまうのです。
睡眠の質=ホルモンの土台。
ホルモンの乱れ=性欲や活力の低下。
このサイクルが、梅雨どきの心身に静かに影響しているのです。
「季節のゆらぎ」に負けない、整え方
ホルモンや自律神経を整えるために、まず取り入れていただきたいのが
朝の光と、身体をあたためる習慣です。
たとえば…
- 朝起きたらカーテンを開けて、陽の光を浴びる
- お味噌汁やあたたかいスープで、胃腸を起こす
- 湯船に浸かって、副交感神経をONにする
- スマホではなく、自分の呼吸に意識を向けて眠る
こういった習慣が、自律神経を整え、
ホルモンの安定分泌をサポートしてくれます。
施術や内臓ケアとの相乗効果
私の提供しているカルサイネイザンという内臓ケアでは、
腸・肝臓・腎臓といった“ホルモンを支える臓器”を中心に、
やさしく触れてゆるめていきます。
▶ カルサイネイザンとは?
梅雨どきに特に硬くなりやすい「お腹」や「腰回り」に働きかけることで、
・呼吸が深くなる
・眠りが変わる
・朝がラクになる
・性欲が戻ってくる
といった変化を実感される方も多くいらっしゃいます。
身体は、季節に影響を受けながらも、自分で整う力を持っています。
その“きっかけ”として、セルフケアや施術を活用してみてください。
おわりに──梅雨は、あなたの身体が「整いたがっている季節」
梅雨どきの「性欲の低下」や「氣力のなさ」は、
身体ががんばって整おうとしているサインかもしれません。
自分を責めるのではなく、
「そうか、そろそろ身体を整えるタイミングなんだ」と、
やさしく受け取ってみてください。
すこしずつでいいんです。
呼吸、睡眠、食事、そして触れることから。
“自分の身体を感じ直す”時間を、あなたの日常に取り戻していきましょう。
▶この記事では「季節のゆらぎ」に負けない、整え方の基本をご紹介しました。
より詳しいセルフケアの実践方法や、症状別の整え方は
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